Where has all of Bob Dylan gone?

録画しておいたNHKの「BSプレミアム」で2週にわたって放送された『ボブ・ディラン30周年記念コンサート』(1992年10月16日、ニューヨーク_マジソン・スクエア・ガーデン)を見た。

ロック、ポップス、カントリー、フォーク、ブルースのビッグネームたちが次から次に登場。
演奏される曲がボブ・ディランの曲だということもあり、彼らの演奏もボブを祀り上げるトリビュート的色彩が濃かった。
大勢の観客そして多くのミュージシャンたちがコンサートを楽しんでいるのは伝わってきても、私の目にはキレイごとのコンサートに映った。


 whither_いずこへ
whither_いずこへ posted by (C)トロイ

      Where has all of Bob Dylan gone?
      Long time passing.


「ボブ・ディランへのトリビュート・コンサートでのディランの曲の演奏」という枠組みの中で、ミュージシャンとしての個々の生き方とその存在感を示したのは、
いまは亡きルー・リード(2013年10月27日没)。
パール・ジャムからの二人、エディ・ヴェダーとマイク・マクレディ。
そしてジョニー・ウィンター、シニード・オコナー、ニール・ヤング。
どういうわけか、あるいは神さまのいたずらなのか、彼らはみな「パート1」に登場。


既成概念の"枠"には捉われないパフォーマンスをした彼らの存在感を相撲の番付に例えるならば、

 横綱がルー・リード
 大関はニール・ヤング
 関脇にジョニー・ウィンター
    エディ・ヴェダー、マイク・マクレディ
 小結はシニード・オコナー(精神性から言えば、"横綱")

パート1・パート2を通して、ルー・リードの存在感は圧巻だった。
ルー・リードの存在感に比べれば、他の大物ミュージシャンたちの生き方やその存在感は霞んでしまう、そんな感じだった。

空間を自分の世界として支配するルー・リードのあの存在感、あの表現力はどこから生まれてくるのだろうか。
それは、たぶん、物事に対する揺るぎのない彼の精神性とその生き方や行き方の違いからくるのだろう。
ルー・リードの圧倒的な存在感に迫ったのはニール・ヤング(特に2曲目の"All Along the Watchtower"の演奏)。さすがだ。


彼らの曲目は、

 ルー・リード:Foot of Pride
 エディ・ヴェダー、マイク・マクレディ:Masters of War
 ジョニー・ウィンター:Highway 61 Revisited
 シニード・オコナー:WAR(ボブ・マーリーの作品←同じくボブでもボブ違い)
           予定されていたのは"I believe in you"
 ニール・ヤング:Just Like Tom Thumb's Blues
         All Along the Watchtower
          ↑シニード・オコナーに刺激されたかのような演奏だった・

 
曲の映像(ご参考まで)

ルー・リード
 Foot of Pride

エディ・ヴェダー、マイク・マクレディ
 Masters of War

ジョニー・ウィンター
 Highway 61 Revisited

シニード・オコナー
 War

  TV出演で法皇の写真を破り、物議をかもした"War"。
  彼女が登場するや否や会場はブーイングの嵐。
  そんな中で、いや、そんな中でだからこそ、
  彼女は"I Believe In You"ではなく、"War"を歌った!
 
ニール・ヤング
 Just Like Tom Thumb's Blues
 All Along the Watchtower

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