~色即是空~

湖-01a(2)
湖-01a(2) posted by (C)トロイ



   *北欧の湖透き通る白夜かな


   *薔薇窓の色鮮やかに大聖堂


   *眼下の街は赤きモザイク亜熱帯


   *万緑を踏まえ天を突く仏塔


   *中世の煉瓦の路地の晩夏かな



路地-02c
路地-02c posted by (C)トロイ



   *湖(うみ)と読んでください。




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テーマ : 外国の風景
ジャンル : 写真

~空即是色~

    *裸木の空よ虚しき想いかな


    *大空の青に染まれば愛になる



モジズリソウ(ネジバナ)-02c
モジズリソウ(ネジバナ)-02c posted by (C)トロイ



    *空昏く真夜の桜の散華はも



狭間-01b
狭間-01b posted by (C)トロイ



    *秋深しビルの谷間の狭い空


    *覇王樹よ空の果てなる快楽かな



       *快楽(けらく)




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テーマ : 加工・合成写真
ジャンル : 写真

『うそっぷ迷所窮蹟』ガイド~新馬場駅界隈(13)_ある坂のものがたり~

 外国人の名前(ゼームス)のついた坂があると聞いた。

 『百聞は一見に如かず』ということで出かけてみることにした。


 坂を下るか上るかによって、その坂の印象がかなり変わってくる。

 坂は下るよりも上るほうが目に入ってくるものが多いし、坂の情景から感じ取れるものが多々あるのではないか、と私は想う。 

 もちろん、昼と夜などの時間帯の差や天候の違いによっても坂の印象は変わってくる。



ゼームス坂通り-02b
ゼームス坂通り-02b posted by (C)トロイ


  最寄り駅から少し歩くと、坂の下に出た。

  またの世へ
  静まり返る真夜の道。

  音無しの構えを
  決め込んでいる坂よ。


 坂を上り、坂なりに左に折れると、ぱっと、視界が開けた。
 

ゼームス坂通り界隈(2f)_品川銀座
ゼームス坂通り界隈(2f)_品川銀座 posted by (C)トロイ


 闇の中に浮かび上がる昼間の街角。

 自由な感じのする明るい街並みには人影がない。

 この街の住人たちは、ひょっとしたら夜行性なので、昼間は無人の街になっているのだろうか???


 日常的な街の光景の中で、中央にあるタワーのような高層の建物は異国のビルのような感じだ。


 街は、樹木が逆さまに生えている黒い城郭(欧州の中世の都市国家的なもの)の中にあり、街への出入口は大きな黒いロボットのようなものにより堅固に守られている。

 この黒い大きなロボットのようなものの存在が街全体を仕切っているかのようにも見える。

 ロボットはこの街をなにから守っているのだろうか。
 街の住人は、この街の外に出ることが可能なのだろうか。


 どこかしら異質な感じを抱かせるこの街の情景は何に起因するのだろう。



ゼームス坂通り界隈(6)k
ゼームス坂通り界隈(6)k posted by (C)トロイ


 私は歩を進めた。
 
 ロボットのようなものはどこかに消え去っている。

 あれは、なんだったのだろう?

 カフカの門番だったらヤバいよなぁ。

 私が通れたということは…、死、私の死……を意味してしまう。


 この家屋の情景も現実のものとは思えない。



ゼームス坂通り界隈(6)f
ゼームス坂通り界隈(6)f posted by (C)トロイ


 不確かな状況下にある私に、青天の霹靂!

 視界が歪み、私は異次元のような世界へ引きずり込まれてしまった。

 戸惑う私。



ゼームス坂通り界隈(4)h
ゼームス坂通り界隈(4)h posted by (C)トロイ


 地震がおさまるかのように、私の視界の歪みが消えた。

 街の昏さは以前よりも増している。



ゼームス坂通り界隈(3)h
ゼームス坂通り界隈(3)h posted by (C)トロイ


 交差点まで歩いて行くと、周囲が急に明るくなった。

 信号が赤から青に変わった!そんな感じだった。



ゼームス坂通り界隈(5)b-3
ゼームス坂通り界隈(5)b-3 posted by (C)トロイ


 交差点を渡ると、また、夜の情景になってしまった。

 振り返ると、歩いてきた通り全体が昏くなっている。

 交差点でのあの晴間はなんだったのだろう。

 キツネかタヌキの汚れなき悪戯か…。

 自然の神さまのお戯れのひとつだったのだろうか。



ゼームス坂通り界隈_蔦(1c)
ゼームス坂通り界隈_蔦(1c) posted by (C)トロイ


 蔦が触手を伸ばしているかのように見える家屋があった。

 蔦には驚くほどの生命力がある。

 放っておくと、何年か後には、この家屋の壁一面が蔦に覆われてしまうかもしれない。


   *青蔦は真夜の触手を伸ばすかな



ゼームス坂通り界隈_蔦-02a(2-4)
ゼームス坂通り界隈_蔦-02a(2-4) posted by (C)トロイ


 蔦に覆われている家屋がもう一軒あった。

 晩秋には、美しい蔦紅葉を目にすることができるかもしれない。


   *奢れるものは久しからずや蔦紅葉 



ゼームス坂通り界隈_道すがら-04
ゼームス坂通り界隈_道すがら-04 posted by (C)トロイ


 草木も眠る丑三つ時。

 坂の終わりが見つからぬ。

 …

 私自身が見つからぬ。


 …見つからぬ。




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テーマ : ショート・ストーリー
ジャンル : 小説・文学

昭和は遠くなりにけり_東京散歩(新馬場駅界隈:品川銀座)

 新馬場駅界隈には昭和の吐息が伝わってくる建物がいくつか残っている。

 たとえば、ゼームス坂通りとその界隈。


ゼームス坂通り界隈(5)
ゼームス坂通り界隈(5) posted by (C)トロイ


 "銀座"という名を付された商店街はけっこう多いが、ここはゼームス坂にある"品川銀座"。↑

 えっ!ここが品川の"銀座"なの?、と思ってしまう。
  

 "品川"は目黒川の古名。

 『"品川"の中心は、品川駅ではなくゼームス坂なのだ』、という商店街の自負みたいなものが"品川銀座"という名に込められているのだろうか。

 でも、新馬場駅の旧東海道の商店街の方がはるかに賑やかなのだ。


 現在の"品川銀座"は"銀座"という名称から私たちが描くイメージには程遠い。
 かつては、この品川銀座も賑わっていたのかもしれない。
 
 あるいは、単に、商店街に"銀座"とつけるのが流行っていただけのことなのかもしれない。



 その当時の暮しの息吹をいまに伝える家屋のひとつ。↓


昭和の吐息_ゼームス坂通り(1)
昭和の吐息_ゼームス坂通り(1) posted by (C)トロイ


 建物の風情とエアコンの大きな室外機。

 窓の庇もアクセントになっていて、いい感じだ。

 実用的な面から設けられた庇がいまはアートとしての役を担っている。


 時の流れを感じさせる新旧の取り合わせには不思議な趣がある。



昭和の吐息_ゼームス坂通り(2)
昭和の吐息_ゼームス坂通り(2) posted by (C)トロイ


 チョーキング状態の古い建物。

 両側の建物に挟まれて悲鳴を上げたいのを必死にこらえている家屋の泣き節が聴こえてくるかのようだ。


 窓の上の庇、窓の下にはエアコンの室外機。
 室内の人の様子やその空気感の差などが目に浮かんでくるような"昔→今"の"もの語り"。



昭和の吐息_ゼームス坂通り(3)
昭和の吐息_ゼームス坂通り(3) posted by (C)トロイ


 片側には隣接する建物がないのとベランダがあることから、こちらは開放感がある。
 
 家屋の雰囲気とこのベランダとはアンバランスな感じなのだが、全体的には古き良き時代を謳い上げる楽しげな女性の"晴れるやコーラス"が聴こえてくるようだ。


 通りを少し外れると、こんな情景にも出会えた。


ゼームス坂通り界隈_蔦(1a)
ゼームス坂通り界隈_蔦(1a) posted by (C)トロイ


  根深きは蔦の織りなすしがらみよ


ゼームス坂通り界隈_蔦(2-1)
ゼームス坂通り界隈_蔦(2-1) posted by (C)トロイ



ゼームス坂通り界隈_道すがら-02
ゼームス坂通り界隈_道すがら-02 posted by (C)トロイ


 柿青し昭和も遠くなりにけり




追記:

*東京散歩の"街"の光景に関連するカテゴリーはこちらです。↓

  Metropolis

  townscape

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テーマ : 街の風景
ジャンル : 写真

『うそっぷ迷所窮蹟』ガイド~新馬場駅界隈(12)_ゼームス坂通り~

 新馬場駅から第一京浜に出て、目黒川を渡り川崎方面へ。

 本光寺を過ぎると信号があり、そこを右に曲がればゼームス坂通り。↓


ゼームス坂標柱-02b
ゼームス坂標柱-02b posted by (C)トロイ


 ゼームス坂を少し行くと、左側に海蔵寺への道がある。
 ゼームス坂の右前方には天龍寺の山門が見えてくる。

 その山門のところで、ゼームス坂は左に折れる。



 品川銀座。↓


品川銀座-01
品川銀座-01 posted by (C)トロイ 



 左手に馬頭観音がある。↓

 
馬頭観世音_01e
馬頭観世音_01e posted by (C)トロイ



 馬頭観音を過ぎてから、道を左に折れると松下稲荷神社がある。↓


松下稲荷神社b-02f
松下稲荷神社b-02f posted by (C)トロイ



 品川銀座に戻って歩いて行くと道の右側に社号標が見えてくる。
 
 東關森稲荷神社。↓


東關森稲荷神社-02b_TOWER
東關森稲荷神社-02b_TOWER posted by (C)トロイ



 品川銀座では飛び切り目立つブルーのビル。↓
 

道すがら_ゼームス坂界隈-01d
道すがら_ゼームス坂界隈-01d posted by (C)トロイ

 barbershop?↑
 男性に限らず女性もウェルカムとある。



 高村光太郎の文学詩碑にはどの道を曲がればいいのかと、立ち止まって、撮っておいた案内図をカメラの画像モニターで見ていたら地元の女性が声をかけてくれた。

 「次の通りを右に曲がり少し行くと、右側の小高くなっているところにありますよ」
 「通り過ぎてしまわないようにね」、と。↓


高村智恵子ゆかりの地_文学詩碑-03高村光太郎詩集「智恵子抄」より『レモン哀歌』(3)
高村智恵子ゆかりの地_文学詩碑-03高村光太郎詩集「智恵子抄」より『レモン哀歌』(3) posted by (C)トロイ

 碑の前には、レモンが数個供えられていた。



 意味合いは違うけれど、『東京には空がない』。↓


townscape_ゼームス坂界隈-02
townscape_ゼームス坂界隈-02 posted by (C)トロイ


 
 そんな東京でも、公園で元気に遊んでいる子供たちの声が聴こえる。↓


二日市公園-04
二日市公園-04 posted by (C)トロイ




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テーマ : お散歩お出かけ写真
ジャンル : 写真

『うそっぷ迷所窮蹟』ガイド~新馬場駅界隈(11)_天龍寺~

 とある三門で、答えを求められた三問。

 「一つの声をもちながら、朝には四つ足、昼には二本足、夜には三つ足で歩くものは何か?」

 「"早起きは三文の徳"が、なぜ三文の"得"になるのか?」

 「二束三文の二足の草鞋はなにゆえに履かれるのか?」

 
 文才に欠け三文文士にもなれず、知恵の輪も外せないでいる私は当たりまえだのクラッカーさえも口にできない。

 なにを言っても、なにも得られぬ体たらく。
 
 "一文"にもならねど文士の高楊枝。


 びた一文まけてはくれぬ渡し守。

 隘路も知らず、賄賂の品も持ち合わせていない文なしは、三途の川も渡れない。


 山門。↓

天龍寺_山門-01d
天龍寺_山門-01d posted by (C)トロイ


 山門と言えば、「絶景かな。絶景かな」と、石川五右衛門。

 五右衛門が目にした絶景には及ばないかもしれないが…、これも絶景???↓
 
天龍寺_本堂-02b
天龍寺_本堂-02b posted by (C)トロイ


 山門から境内を見やると、蛸坊主を象徴するかのように蛸の足状のものがある。↓

天龍寺_山門-02(a)
天龍寺_山門-02(a) posted by (C)トロイ


 むか~しは、ものを数えるときに、「二 (にい) 四 (しい) 六 (ろく) 八 (やの) 十 (とお) 」を『ちゅう‐ちゅう‐たこ‐かい‐な』と言って遊んでいたことを思い出す。


 ちなみに、1から10までは、『ひい ふう みい よお いつ むう なあ やあ こお とお』。

 私は、九を『こお』ではなく、『この』と言っていたっけ。

 「ひふみよごろく」(一二三四五六)という名もある。
 
 姓名をかな表示にすると、サトウとシオになる人もいる。


 境内を見守る神使。↓

天龍寺_境内-02b
天龍寺_境内-02b posted by (C)トロイ


 子どもたちの神使たち。↓

天龍寺_フィギュア(ゴジラ型怪獣とカエル)-02
天龍寺_フィギュア(ゴジラ型怪獣とカエル)-02 posted by (C)トロイ


 自らの死をもってしても、尚償いきれないという二人の踏切番の思いが痛いほど伝わってくる。↓

天龍寺_墓地入口-02碑文谷踏切責任地蔵尊(c)
天龍寺_墓地入口-02碑文谷踏切責任地蔵尊(c) posted by (C)トロイ

 『悪い奴ほどよく眠る』とは真逆の『責任』の取りかただ。


 安寧の世への旅立ちを優しく導いてくれる仏さま・お地蔵さま。↓

天龍寺_墓地-03c
天龍寺_墓地-03c posted by (C)トロイ


 この世に遺される数多の穢れの納所。↓

天龍寺_本堂横-03b(2)_beyond the pagoda
天龍寺_本堂横-03b(2)_beyond the pagoda posted by (C)トロイ


 "グッド・ラック ! "と阿吽の獅子に見送られ…。↓

天龍寺_山門-02b(3)
天龍寺_山門-02b(3) posted by (C)トロイ



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『うそっぷ迷所窮蹟』ガイド~新馬場駅界隈(10)_大龍寺~

 大龍寺:碑石(左側)・山門(右側)・本堂(中央左奥)↓

大龍寺_山門-05a
大龍寺_山門-05a posted by (C)トロイ

 臨済宗、曹洞宗に次ぐ禅宗の一つである黄檗宗(おうばくしゅう)の寺院。

 日本の黄檗宗の開祖は隠元。

 隠元と言えば、バカの一つ覚え的に"いんげん豆"が頭に浮かんできてしまう。

 さらには、お寺⇒精進料理…、などと食い意地が張っている私が余計な顔を出してしまいシマった~。 

 しっかりとした心棒のない、辛抱のきかない、食いしん坊という、節操のない、滅相もないことを頭に浮かべてしまう私。


 本堂。↓

大龍寺_本堂-01b(6)
大龍寺_本堂-01b(6) posted by (C)トロイ

 黄檗宗は明朝風の建築様式と言われているが、トウシロの私にはその様式美について述べるだけの知識がない。

 本堂の雰囲気には大きな寺社が持ち合わせている"これ見よがし"の仰々しさはなく、境内の様子はとても落ち着いている感じがする。


 圓珠稲荷(神道)。↓

大龍寺_圓珠稲荷-02b(1-2)
大龍寺_圓珠稲荷-02b(1-2) posted by (C)トロイ

 寺院の境内に、稲荷神社をはじめとして神を祀る"社"など神道のものがあると、かつての私はあれれ?と思ったものだ。

 それは、日本史で習った明治時代に発令された「神仏分離令」のことが私の脳裡に深く刷り込まれてしまっていたからに他ならない。

 古より、自然現象など説明のつかない事象などを通じての様々な神々への信仰はその土地の土着のものであり、その地にある共同体の安寧と共同体内での良き関係の維持や緊密な結びつきなどを祈願するものだと思う。

 奈良時代以降、神仏関係は次第に緊密化し、平安時代には神前読経、神宮寺が各地に広まった。

 "神仏習合"という信仰のかたちとして、寺院の境内やその隣接地にある神社にいろいろな守護神が今日に至るまで祀られてきている。 


 不休地蔵尊(仏教)。↓

大龍寺_不休地蔵尊-04d(4)
大龍寺_不休地蔵尊-04d(4) posted by (C)トロイ
 
 不休地蔵尊の"不休"という名称はどこからきているのだろうか。

 一日24時間、年がら年中、片時も休むことなく、子供たちと私たち大人を見護ってくれているお地蔵さまなのだろうか。

 
大龍寺-05c(4)
大龍寺-05c(4) posted by (C)トロイ


 
 池の鯉。↓

大龍寺_鯉_Einsamkeit-05b
大龍寺_鯉_Einsamkeit-05b posted by (C)トロイ

 どうしても群れになじめぬ鯉がいる。

 どうしても想い切れない恋がある。


 片戀よ春美しき淡海かな。


  墓地。↓

大龍寺c-04(2)
大龍寺c-04(2) posted by (C)トロイ

 草木も眠る丑三つ時。

 幽霊やお化けの夢の無月かな。


 雪の降る夜は 楽しいペチカ。
 ペチカ燃えろよ だれだか来ます。


 マッチいっぽん 少女の目にはどう映る。

 マッチいっぽん 少女の耳はなにを聴く。


 雪の降る夜の少女のペチカ。

 雪の降る夜は愛しいペチカ。

 哀しいペチカ。

 悲しいペチカ。


 
    *黄檗宗(おうばくしゅう)
    *古(いにしえ)より
    *今日(こんにち)
    *愛(しい(かなしい)



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『うそっぷ迷所窮蹟』ガイド~新馬場駅界隈(9)_清光寺~

 新馬場駅界隈には清光寺と清光院とふたつのお寺があり、ちょっと紛らわしい。

 お寺の名前は、かたちとしては『○○山××院△△寺』と称される。

 ここの清光寺の山号は大乗山で院号はなく、清光院は山号も寺号もないようだ。
 どちらも東海寺の塔頭寺院として創建された。

 清光寺は開創年代不明。開山不祥。
 清光院は慶安3年(1650年)に創建とのことだ。


 清光寺_山門。

清光寺_山門・本堂-01b(3)
清光寺_山門・本堂-01b(3) posted by (C)トロイ
 
 五蓋の"蓋"は"ふた"であり、蓋とは"止めるもの"、"妨げるもの"である。

 五つの蓋は、説かれかたにより表現に違いはあるが、貪欲蓋・憤怒蓋・睡眠蓋・散漫蓋・疑法蓋。


 たとえば、

 貪欲蓋とは、「透明だが、欲という"色"(特に淫欲)が混入されているので、透き通って見えない水」。

 憤怒蓋とは、「透明だが、ぐらぐら沸騰(憤怒)しているので水底にある物が見えない状態」。

 睡眠蓋とは、「透明な水ではあるが、水生植物や藻などがいっぱい生えていて(遮蔽)、水底の物が見えない状態」。

 散漫蓋とは、「透明な水だが波立っている(障害)ので、小石や魚や貝などの水の中の物が見えなくなっている状態」。

 疑法蓋は、いわば、「暗闇の中で澄み切った水を見ている状態」。
      透き通っている水の中のものをあるがままに見ることができない。


 境内。

清光寺_山門・本堂-01b(9c)
清光寺_山門・本堂-01b(9c) posted by (C)トロイ

 五蓋を滅するには並大抵のことではなさそうだ。
 

 解脱への道程。

 本堂。

清光寺_本堂-02b-4
清光寺_本堂-02b-4 posted by (C)トロイ


内陣。

清光寺_本堂-02b-5
清光寺_本堂-02b-5 posted by (C)トロイ


 蘇りがちな五蓋。

清光寺_本堂-03b(5c)
清光寺_本堂-03b(5c) posted by (C)トロイ


 五蓋に引導を渡す聖獣。

 獅子。

獅子_at 向拝
獅子_at 向拝 posted by (C)トロイ

 

 解脱までの道程は遠い。

清光寺_本堂-03b(9)
清光寺_本堂-03b(9) posted by (C)トロイ



追記:

 清光院についてはこちらをご覧いただけると嬉しいです。

  清光院(品川区)



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テーマ : 神社仏閣
ジャンル : 学問・文化・芸術

『うそっぷ迷所窮蹟』ガイド~新馬場駅界隈(8)_海蔵寺~

海蔵寺_江戸時代無縁之首塚&関東大震災殃死者塚-02
海蔵寺_江戸時代無縁之首塚&関東大震災殃死者塚-02 posted by (C)トロイ

 ゼームス通りに設置されている品川銀座周辺案内図を見て、海蔵寺の参道があったのに気がつかず、通り過ぎてしまったことを知った。


海蔵寺_海蔵寺無縁塔群(首塚) info
海蔵寺_海蔵寺無縁塔群(首塚) info posted by (C)トロイ

 参道にあるこのinfoに思わず身が引き締まった。

 "うそっぷ"などとノー天気なことを嘯いてはいられない。 


  参道。↓

海蔵寺-01門柱・本堂c(4)
海蔵寺-01門柱・本堂c(4) posted by (C)トロイ

 本光寺のような見事な山門ではなく、石造りの質素な門柱の奥に本堂が斜交いに見える。

 たぶん、この参道は、伽藍的に創建時の位置とは違うのだろう。

 
 境内。↓


海蔵寺_本堂b(2b)
海蔵寺_本堂b(2b) posted by (C)トロイ

 質素な、そして、どこかしら深い想いに沈んだような空間。
 時間が静止したかのような感覚に捉われる。

 本堂の右手前にある一本の松の姿・容が、不幸な死に至ったひとたちの"こころのかたち"や"揺れ動く情念のかたち"のように見えてくる。


 向拝の龍の彫物。↓

海蔵寺_本堂-04g
海蔵寺_本堂-04g posted by (C)トロイ

 かっと目を見開く極彩色の龍がマイペースな私さえも護ってくれそうな感じだ。


海蔵寺_本堂-04c(2b)
海蔵寺_本堂-04c(2b) posted by (C)トロイ

 獅子も、結界を守るとともに、人が抱きがちなネガティブな想いに喝を入れ、ポジティブなものへと変換してくれる。
 そんな感じがする。


 阿弥陀さま(供養塔)。↓

海蔵寺_大正葵亥震火大災(関東大震災)殃死者霊供養塔-02c(2)
海蔵寺_大正葵亥震火大災(関東大震災)殃死者霊供養塔 -02c(2) posted by (C)トロイ

 大震災の様子がモノクロのドキュメンタリー映画のシーンのように脳裡に浮かんでくる。

 大地震は繰り返すと言われている。

 関東大震災のような地の怒りを人類はどのようにして鎮めることができるのだろうか。

 
 困ったときの神頼み。
 
狛狐 from 海蔵寺_寶蔵稲荷神社-01
狛狐 from 海蔵寺_寶蔵稲荷神社-01 posted by (C)トロイ

 身近な存在、お稲荷さん。


 五円玉。先を見通す丸い穴。
 実るほど頭を垂れる稲穂かな。

 ご縁を結んでまた開く。
 
 五十なれば五十の縁あり、
 遠くて近きは男女の仲。
 
 金縁 地縁 人の縁
 良縁 悪縁 奇縁 宿縁。

 縁は異なもの味なもの。

 縁なき衆生は度し難し。



 無縁塔群(通称「首塚」)。↓
 
海蔵寺_海蔵寺無縁塔群(首塚・頭痛塚)c
海蔵寺_海蔵寺無縁塔群(首塚・頭痛塚)c posted by (C)トロイ

 しながわ観光協会のページから一部を引用させていただくと、
 
 天保の大飢饉の死者を祀った「215人塚」
 慶応元年に元禄以降の獄死者の遺骨を葬った「無縁塔」
 罪人の首を葬り、上に観音像を祀った「首塚」

 などが合祀されている。

 江戸時代には、鈴ケ森で処刑された罪人や引き取り手のない遊女などを葬ったため「投げ込み寺」とも呼ばれていたそうだ。 


 無念の死をとげたひとたちのそれぞれの魂の声が聴こえてきそうだ。


 合掌。



《ご参考までに》


 海蔵寺_寶蔵稲荷神社-03a
海蔵寺_寶蔵稲荷神社-03a posted by (C)トロイ



    *嘯く(うそぶく)




《余談》

 私の大好きな映画のひとつに『幕末太陽傳』(川島雄三監督の代表作)がある。

 その中のエピソードのひとつの舞台が海蔵寺であることを知った。

 『幕末太陽傳』を久しく見ていないので、むかし録画したビデオテープをまた見てみようと思う。






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   夢幻のスペース・オデッセー

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テーマ : 史跡・神社・仏閣
ジャンル : 写真

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来てくださったかたがたに、そして『拍手』をしてくださったかたがたに、心から

Alles Gute!

どうもありがとう。


*東京散歩の写真、「心象風景」や「ショートストーリー」そして「575の宙に」などに用いた画像など、『フォト蔵』にアルバムとしてアップしてあります。
よろしくお願いいたします。

Thanks a lot.


お願い:

*フォト蔵の画像保存機能の不具合により、ブログに用いた画像の一部が非表示になってしまうことが度々あります。

 非表示になってしまった全ての画像をフォト蔵で再保存してブログに再表示させても、また、他の画像や同じ画像が非表示になってしまいます(T_T)

 非表示になっている画像がありましたらコメント欄などで教えていただけると有難いです。

 よろしくお願いいたします。

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