エッ!? 今どきのデパートに和式トイレ(@_@;)

先日、電車の車中で、食べたものの影響かもしれないが、急に体内に溜まったガスが充満しはじめて困ってしまった。
駅のトイレは汚いことがあるので、乗換駅の新宿西口までなんとか我慢をしてターミナルにあるデパートのトイレに行くことにした。

電鉄会社の系列のデパートの男性用トイレは3Fだった。
トイレに入ると、大きな用たしのトイレのブースがふたつ。ひとつは使用中、扉が開いているもう一つは和式であった。
和式は遠慮したいので、様式の方が空くのを待っていたが、いっこうに扉が開きそうな気配がない。

では、と4Fのトイレに行ってみた。
ここも状況は同じ、開いているのは和式の方だった。
しばらく待ってみたが、ここでも洋式のトイレは閉まったまま。

仕方なく、和式を利用することにした。
和式は用をたすのにすこぶる不便だ。ウンチング・スタイルは不安定な感じで、しゃがんだ脚・足にかかる負担も大きい。
これでは、落ち着いて、スムースに用をたすこともできない。
和式トイレでは、ジーンズが大きなデメリットになってしまうのに遅まきながら気がついた(笑)

体内に充満していたガスを出しきったと感じたところで、大きなほうは諦めてトイレを出た。

幸い、ガスの充満はなくなった感じだったので、急いで帰宅をし、トイレへ。

出かけているときに、大きなほうの用たしでこんな思いをするとは考えてもみなかった。


いまどき、デパートのトイレを利用するときに、和式でなくてはダメだという男性たちはどれほどいるのだろうか。
たぶん、1%にも満たないのではないかと思う。

弱者に対する配慮から和式トイレと様式トイレを一つずつのままにしてあるのかもしれないが、様式トイレのほうを利用する男性の方が圧倒的に多いはずだ。

かつては、利用できるトイレの良し悪しがデパートでショッピングをする際の顧客の選択肢のひとつに入っていた。
トイレの不便さは、ある意味で、買い物をするひとたちに嫌われる可能性があると思われるのに、このデパートのトイレは昔ながらの配置と設備のままなのに驚かされた。


私が狭量なのかもしれないが、このデパートのレストランやカフェなどの利用はしたくないと思った。
ショッピングの際や食事の後とかカフェの後で、大きな方を催したときのことを考えると、このデパートのトイレは利用したくないからだ。

「困ったときのデパートのトイレ頼み」とはいかなかったおハナシは、これにて、一巻の終わり~(笑)
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ETERNITY for SALE

 深夜のカフェの奥まったテーブルで、染みの浮き出ている壁紙をぼんやりと眺めながら冷めたコーヒーをすすっていると、刑事コロンボが着ているようなヨレヨレのコートの老人が近づいてきた。
「同席していいかね」
 オレはいぶかった。
 なぜって…、ほとんどのテーブルが空いているのに、なぜオレのところにこの老人は相席しなければならないんだ、と。
 そんなオレにはおかまいなしに老人は勝手にオレの前に座った。
「あんたさん、永遠を買わんかね?」
「えいえん?オレはそんなもの要らんよ」
 オレは胡散臭そうにコーヒーカップに口をつけた。
「まぁ、そう言いなさんな。永遠ほどすばらしいものはないとは思わんかね」
「そんな子供だましの言葉でオレを惑わそうとしたって…」
「あんたさんは、永遠を信じないのかね。言いたはくないんだが、あんたさん、いつまで生きていられると思う。明日まで、かも。いや、ひょっとしたらあと1時間ってことも。カフェを出たところで、アイツが迎えにきていたり…なんてね。そんじゃ、ワシは失礼するよ」
 老人はニヤリとしながら、「アイツがね」とアイツという言葉を強調した。

 老人は両手をテーブルに置いて腰を浮かせながらオレの目を覗き込むように顔を近づけた。老人の発するメタンガスのような口臭に、思わずオレは顔を背けた。
 そんなオレに、老人は意味深な笑いを浮かべて席を離れた。老人がカフェから姿を消してゆくのをオレは背中で感じとっていた。

 老人の言葉がみょうにオレのアタマにひっかかった。
 オレの三半規管が狂いはじめたのがろうか、壁紙の染みがいやにゆがんで見える。
 そうこうしているうちに、言い知れない不安がオレを襲ってきた。オレはあわててコーヒー代を払い、老人の後を追った。

「おーい、まってくれ~ェ!」
 老人が振り返った。老人にはオレが追いかけてくるのがわかっていたような感じだった。
「気が変わったかね」
「ああ、なんか気味が悪くなって落ちつかん」
「それでいいんじゃ、それで。すこしは聴く耳をもったようじゃな」
「アイツが迎えにくるって、言ったな。永遠が買えるって、どういうことなんだ」
「ワシが説明するより、ほれ、こいつを使ってみるんだな」

 老人はモバイル端末のようなものをコートの左ポケットから取り出して、オレに手渡した。
「なんだこれ?」
「それで永遠が買えるんじゃ」
「どうやって」
「そいつを公衆電話の差込口につなぐと、電源がひとりでに入るんじゃ。そいつの画面の指示に従っていけば永遠はおまえさんのもの、というわけじゃよ」
「そうかい、で、いくらだ?。こいつ」
「操作をしていけば、それも自然にわかるようになっておる。心配せんでいい」
 老人はオレにウインクすると歩き去っていった。

 オレは黄色の公衆電話を見つけ、老人の言ったとおりに端末を操作した。最後にENTERを押した。そのとたん、オレの身体が空気中に漂うホコリのように軽くなり、なにかに吸い込まれていった。


THE WALL_for Blog [Eternity For Sale]
THE WALL_for Blog [Eternity For Sale] posted by (C)トロイ


「ここはどこだ?」
 オレが迷い込んだところ、それは、超高層ビルや街路そのほか目に入るものすべてが3次元CGでできているようだった。音もなければ、匂いもなく、人影も見当たらない、やけに明るいだけの無味乾燥の世界だった。
 ビルの間(はざま)に見えるちっぽけな天空からあの老人の声が聞こえてきた。

「永遠じゃよ、そこが。わかっただろう。おまえさんが永遠を何で買ったか」

 こんな世界への片道切符にオレが支払ったもの、それは…オレにとって、あまりにも大きい代償だった。




追記:

*私のHP『夢幻のスペース・オデッセー』に載せたものを少し手直ししました。

   夢幻のスペース・オデッセー

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575の宙に Let's gonna go \(^o^)/(3)_C'est la vie (セ・ラ・ヴィ)

 
junction
junction posted by (C)トロイ


Ⅲ. C'est la vie (セ・ラ・ヴィ)


    *熱帯魚さみしきものは発光す


    *銃眼の桜吹雪を見ておりぬ


    *にんじんを齧る男の背の暮れる


    *ねこやなぎ女系家族は声高に


    *蔦茂る雨の病理学研究室


    *夜重く葡萄の種を噛んでみる


    *寒月は濡れ岸壁に赤い靴


    *凌霄花旅の絵本を購いました


    *吹けばほろり空蝉まろぶねむりかな


    *茄子の花死後の夢にも咲くやらむ


    *コスモスの遊び呆けし影長く


    *老いて三人川原の秋を漂うや


    *イヤリング買う新春のエーゲ海


    *罪科の絹の靴下・孔雀の羽


    *鉈の刃を切り株が噛み夏終わる


    *寺社多き閑かさにあり釣忍


    *浴衣ごと竿に干される男かな


    *鬼やんま来るはさみしきわが裸体


    *鳩を抱き月蝕を観る少年よ


    *保護色となり緑陰の人となる




追記:

*フォト・アルバム『for 「575の宙」』はこちらです。↓

   for「575の宙」


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process

another world_process-04
another world_process-04 posted by (C)トロイ

     蛇
     に…肌を露わにされた 森

     鴉
     に…孵化を掠めとられた 鳥

     蝗
     に…夢を埋めつくされた 人 


     …metamorphosis



another world_process-05
another world_process-05 posted by (C)トロイ

     春月
     の…影に口を開いている森は 愛のトラップ

     沼地
     の…皮膚に吸いついている蛭は 性(サガ)のシンボル

     枯木
     の…風に鳴らされている星は 夢のスフィアー(sphere)


     …metamorphosis of metamorphosis



another world_process-07
another world_process-07 posted by (C)トロイ

     獏
     に…未来を食べつくされた 夢

     人
     に…羽を奪いとられた 孵化

     神
     に…罪の烙印を押された 肌


     …a Merkmal of metamorphosis



another world_process-06
another world_process-06 posted by (C)トロイ



 The world is
 a Merkmal of metamorphosis of metamorphosis.




追記:

*私のHP『夢幻のスペース・オデッセー』に載せたものを少し手直ししました。

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朝涼(あさすず)

 ぼくは夜型だ。

 夜中に本を読みだすと、朝まで一気に読み終えるのが常だった。
 その夜はカフカの短編集の世界に引き込まれてしまったせいか、頭がさえて、ぼくはなかなか寝つけなかった。

 未明の昏さの中を夜烏が鳴き交わしながら飛んで行った。
 やがて、網戸の下部の目を抜けてひんやりとした空気が部屋にしみ込んできた。
「ええぃ、起きちまぇ」
 起きはしたものの、手持ちぶたさを感じたぼくは歩いて20分ほどのところにある水辺へと散歩に出かけた。

 夜明け前の水辺のひんやりとした空気を肺いっぱいに取り込むと、睡眠を取り逃がして少々固くなっているぼくの頭の中をさらさらと小川が流れはじめたような感じがした。

 しばらくすると、陽が昇る前の暗い空がうっすらと白みはじめてきた。
 水面と空との間に淡い金色の光がゆっくりと広がり、ぼくはその光にやさしくつつまれた。ぼくは立ち止まり、光が織り成す水辺の風景のシンフォニーを眺めていた。

 すべての色が淡く、やさしさにあふれていた。生まれたばかりのライトブルーの空、淡い金色の空気、蓮の葉の緑、水辺の小径の土の色、ぼくの周りのすべての色が静かな落ち着きをもって融け合っていた。
 いまだ見たことのない幽玄の世界と時間がそこにあった。

 人の気配を感じてぼくは右手の小径を見た。
 だれもいないと思われた水辺を和服を着た少女がこちらに歩いてくる。

鏑木清方『朝涼』
鏑木清方『朝涼』 posted by (C)トロイ


 少女がぼくの横を通り過ぎようとしていた。声をかけようとしたが声にならない。少女のあまりの美しさに、ぼくは精神的にも金縛りの状態になってしまったのだ。

 穢れのない蓮の花のような神々しさを帯びた白い肌の色、そこはかとなく漂うもろさの中に秘められている蓮の花のような強さ、清楚なそして品のよさを基調としたかすかに赤紫のかかった着物と蓮の花を思わせる白い帯…。

 少女は朝涼の水辺の景色にやさしく抱かれながら、ぼくの眼前に菩薩のようにあらわれ、ぼくにかるく会釈をして、ぼくの横を通り過ぎ、水辺の風景の中に消えていった。

 ぼくは、一瞬が永遠へと変化する夢の中に入り込んでしまったような感じがした。


 朝涼の水辺が足早に本来の色を取り戻してきた。

 今日も暑くなりそうだ。



追記:

*私のHP『夢幻のスペース・オデッセー』に載せたものを少し手直ししました。

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Planet TEN

from Ute Osterwalder_「im Dickicht der Gefuehle 2」-02
from Ute Osterwalder_「im Dickicht der Gefuehle 2」-02 posted by (C)トロイ


 EXTERRA星人である私から観た"Planet TEN"の話をしよう。

 "Planet TEN"に住む人たちは立派な言語を持っているにもかかわらず、口というものを使わない、と言うよりは使えない。
 お互いに肉声で言葉を交わすことができないのだ。

 コミュニケーションの手段は名刺大のフィルム状のカードで、それがいわば通信モバイルの役目を果たしていた。
 そこに浮かび上がるタッチパネルに触れて文字にし、それを惑星全体に張り巡らされている超高速光ファイバーシステムを通じてお互いの意思の疎通ができるようになっている。意思の疎通はできても、残念ながら相手の顔も見えないし、声も聞けない。それでも、この通信手段は、人びとの単調で乾ききった日々の暮らしに大きな位置を占めるものとなっていた。

 この惑星TENの為政者が超高速光ファイバー網の利用をさらに促進させるために導入した株式市場的な個人評価ランキング制度が人々の心の奥に眠っていた悪意や邪悪さあるいは嫉妬を呼び覚ましてしまった。
 人々はその日その日の評価値の上下に一喜一憂し、やがて自分の評価値を上げるために手段を選ばなくなっていった。

 評価値が高い人や人気のある人について根も葉もない風評を不特定多数の人たちに大量に送りつけたり、あいつは「気に食わない」とかあの人は「鼻につく」というだけの理由で、タブローという誰もがアクセスできる空間に他人の悪口や誹謗・中傷を書き連ねるようになってしまった。なかには他人の個人情報をリークするものも現われた。

 本人の知らぬ間に悪意の標的にされたり、どんなことを書かれるかわからないという不安の茂みのなかで、人びとは次第に疑心暗鬼になりはじめ、精神的にダウンをしてしまう人たちもでてきた。

 標的にされないように人々は軽小短薄(一般的に一番好まれる処世術)を金科玉条とし、他人におもねるような通信をしたり・・・。衝動がエスカレートした場合には、「攻撃は最大の防御なり」とばかりに、コピー・キャット気取りで、他人を中傷し、人をおとしめることに快感を覚える者さえ現われた。

 "Planet TEN"での行方不明者の数は私には掴みようもないし、ゲーム感覚で行われる殺人も増えてきているようだ。


 そんなある日、私は知人のひとりからLIAMを受け取った。そこには、「イヤなことが自分の身にも振りかかってショックを受けています。これ以外に連絡を取る方法があればいいのですが・・・。このLIAMもどこかで誰かに読み取られているかもしれません」と書いてあった。
 その2週間後に来たLIAMには「ご心配をおかけしました。今夜はTAHCを楽しみました」とあったので、私は安心していた。

 そして、3日前の夜、その知人がその日の朝に私のところに通信を試みていたことを知り、私はいくども連絡を取ってみた。
 しかし私のカード上には「コンタクト:非存在あるいは既に抹消」の青白い文字があざ笑うように揺れているだけだった。
 いまも連絡が取れないままだ。

 甘かった、遅すぎた。
 惑星TENでの数少ない知人の一人を私は永遠に失ってしまった。
 私は自分の判断の甘さと行動力のなさを悔いた。
 
 遅かれ早かれ、いつかは、わが身にも…。


  "Planet TEN"は何事もないかのように、今日も膨張の一途をたどっている。
 



追記:

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575の宙に Let's gonna go \(^o^)/(2)_ジパング見聞録

575の宙-02the Land of the Rising Sun
575の宙-02the Land of the Rising Sun posted by (C)トロイ


Ⅱ. ジパング見聞録


   *山葵田ニ死ス花食ヒノ一詩人


   *青き蝶あまた降り来る岨の月


   *うぶすなの朱い海月のうらおもて


   *地謡こもる十一月の雨の底


   *芋虫や仕置きの蔵に夜の明けくる


   *武家屋敷門を閉ざして芋名月


   *老いの一徹百日紅は咲きつなぐ


   *蛇いちご赤きはさみし博打打ち


   *月蝕の鎖の融ける石舞台


   *菊を剪る手元は菊の影を帯び


   *青みどろ心中は日の丸という旅館


   *姥百合や盗人月を盗みけり


   *神苑の蛇に祈りを花菖蒲


   *葱抜けばかの世の水のたまるらむ


   *木を登る魚の影にて春の月


   *春昼の蔵より出づる蛇しろし


   *花陰の瀧を墜ち来る能楽師


   *神無月身内にあかいもの孵える


   *闇市の蝶の羽化する真昼かな


   *検非違使の掌に手すさびの桃の花




追記:

この画像の納められているアルバム『for 「575の宙」』はこちらです。

 for 「575の宙」

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頂きま~す(^^♪~COCONUT WAFERS~

COCONUT WAFERS
COCONUT WAFERS posted by (C)トロイ


ティーブレイクのおやつにとCOCONUT WAFERSをいただいた。
味気ないひとりでのティーブレイクへのちょっとした心遣いが嬉しかった。

紅茶によく合った。
3パック(真空パック)入っていて、ティーブレイクを3回楽しめた。

美味しかった!どうもありがとう\(^o^)/

テーマ : 日記
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Wow\(^o^)/~"The Velvet Underground"のT-シャツ~

私の大好きな"The Velvet Underground"のT-シャツを頂いた。
それも、『The Velvet Underground and Nico』のデザイン)^o^(

The Velvet Underground and Nico
The Velvet Underground and Nico posted by (C)トロイ

私の好きなバンドのT-シャツが増えて、今日はどれを着て出かけようかと迷ってしまう。
選ぶ楽しみ。私にとっての、ハッピーな贅沢な嬉しい迷いだ。
カッコいい Rock T-シャツをいつもありがとう\(^o^)/

蛇足かと思うが、ちなみにnicoは、こんな感じ。↓

Nico
Nico posted by (C)トロイ


The Velvet Undergroundの曲としては、LOU REEDがライブで必ずといってよいほど歌う"Sweet Jane"↓を知っている人が多いかと思う。

 "Sweet Jane"

 Metallica with Lou Reed_Sweet Jane
 

でも、The Velvet Undergroundの本質というか目指していたものは、バンド名にも使われている"Underground"に象徴されているように、前衛的な実験的な"アングラ"な世界観を音楽として謳い上げることにあった。

私が好きなLOU REEDの曲は、"Sweet Jane"の他には、たとえば…、

 "Walk on the wild side"(途中まで)

後年の、POPSの感覚が打ち出されてきた"Walk on the wild side"はこんな感じだ。↓

 "Walk on the wild side"
 
そして、

 "White Light White Heat"

 David Bowie & Lou Reed_"White Light, White Heat"↓

等々。

The Velvet Underground(Lou Reed)は次に来るRising Stars in Rockに多大な影響を与えたのがわかる。


グリニッジ・ヴィレッジのカフェ・ビザールを拠点として演奏していたThe Velvet Undergroundはアンディ・ウォーホルによって見いだされ、アンディ・ウォーホルのプロデュースによるアルバム「The Velvet Underground」(1965年)、そして1967年に発表されたアルバムが『The Velvet Underground and Nico』ということになる。

このアルバムには、当時の社会情勢と常識的な価値判断からすると問題作の"Heroin"をはじめとして、"I'm Waiting for the Man"、"Femme Fatale"、"I'll Be Your Mirror"、 "The Black Angel's Death Song" などが収録されている。

問題視されたと思われる"Heroin"の歌詞(英語)はこちらのサイトに、↓

 "Heroin"の歌詞(英語)

私には、LOU REEDが自己の内面に向き合ったシリアスな詩だと思うのだが…。

もしかしたら、タイトルの"Heroin"は、たとえば、"a hero or a heroin of a story"などの一般的な[heroin]に対しての、いわば諧謔的な裏のイメージとしても使われているのかもしれない。


そして、アルバム・ジャケットに使われたアンディ・ウォーホルの"バナナ"の作品はこれ↓

Andy Warhol_BANANA
Andy Warhol_BANANA posted by (C)トロイ

「バナナ」、意味深ですよね(^_-)-☆

そう言えば、このバナナのデザインの使用権をめぐって、訴訟で争っていたヴェルヴェエット・アンダーグラウンドとアンディ・ウォーホル・ヴィジュアル・アーツ基金が和解に応じたと『ビルボード』誌が伝えた記事をネットで目にしたことがある。


Lou Reedは、Wim Wenders監督作品『ベルリン・天使の詩』』の続編(?)の『時の翼にのって/ファラウェイ・ソー・クロース!』に出ている。
Lou Reedがライブのシーンで歌っていた曲は"Berlin"だったと思う。記憶違いだったらお許しを。

Lou Reed & John Cale_Berlin↓

 Lou Reed & John Cale_Berlin

私の大好きな曲だ。
ドイツが西ドイツと東ドイツに分かれていたとき、両方のベルリンを訪れたことがある。
東ドイツのベルリンは観光に厳しい条件があったので、ほんの少ししか見ることができなかった。
"Berlin"を聴くと、いまでも、当時の東西のベルリンのことを思い出す。


Lou Reedの有名なエピソードについては、下記の"COURRIER JAPON"のページに書かれています。↓
興味がありましたら、クリックしてみてください。

 「ルー・リードがいたから、私は大統領になった」↓

 "COURRIER JAPON"


私がエレキギターを習い始めた頃のレッスンのとき、私の雰囲気がルー・リードに似ていると先生が励ましてくれた。
なんか嬉しくてニコニコ(^^♪してしまったことを思い出す。

もしかしたら、雰囲気が似ていると言われたそのキーワードは、"自由"!?
ルー・リードの足元にも及ばないけれど、私も生き方は"自由"に!、と思っている。


追記:

Lou Reedについては、以前、私の記事『Where has all of Bob Dylan gone?』の中で少し述べたことがあります。

 『Where has all of Bob Dylan gone?』

お立ち寄りいただければ嬉しいです。

テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

575の宙に Let's gonna go \(^o^)/(1)_はじめの一歩

575の宙-01
575の宙-01 posted by (C)トロイ


Ⅰ. はじめの一歩


  *サドを読む闇に灯りて花石榴


  *軍鶏の眼の滾りを集めカンナは緋


  *枯れ蘆を翔け抜けるもの<悲>を銜え


  *生き残る遊び真夏のひかりごけ


  *枯野にて白い海図を広げている


  *遠花火聴く軍艦のシルエット


  *夜行虫象の墓場に居りしかと


  *まくなぎの非常口から曲馬団


  *テロリスト棚に檸檬を置いてくる


  *赤蟻の触覚 牛の舌の昏さ


  *視界は蒲公英の絮 人形が踊る


  *通り魔の掌に擦り合わす胡桃の実


  *汗は眼にまだらの紐が眼前に


  *あめんぼう深みを踏まえさり気なし


  *凍蝶を放ち原子力空母


  *洋梨を食めばいびつに碧い空


  *百合の花粉を二の腕につけ詐欺師


  *冬麗や海底の鐘鳴りわたる


  *犬は舌垂らしハイビスカス真っ赤


  *磔像の灯影に浮かぶ花柘榴

テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

some imagined scenery of night

from マグリット「光の帝国」-01b
from マグリット「光の帝国」-01b posted by (C)トロイ


     夜の闇
     捲るとなにが見えるかな
     未来のわたし? それとも
     過去のぼく!

     日記のブランク
     夜空はなにを語るかな
     good news? or
     bad news!

     心の部屋
     灯せばなにを照らすかな
     faith ? or
     solitude !

     夜の闇
     捲るとなにが見えるかな
     未来のあなた! それとも
     過去のきみ?




追記:

*私のHP『夢幻のスペース・オデッセー』に載せたものを手直ししました。

   夢幻のスペース・オデッセー

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   夢幻のOdyssey(オデッセー)

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愛のかたち~the breath of solitude~

     さみしい息を吐かなければ わたし
     の想いは あなた
     のもとにとどかない

     さみしい息を吐いても あなた
     との時間は わたし
     のもとにもどらない
 

荒川031004-1c
荒川031004-1c posted by (C)トロイ


     さみしい息を吸わなければ あなた
     の気持ちを わたし
     のもとにもどせない

     さみしい息を吸っても わたし
     との時間は あなた
     のもとにとどまれない



     さみしさを吐く
     さみしさを吸う
     歌うため
     確かめ合うために…

       longing for the breath of love




追記:

*私のHP『夢幻のスペース・オデッセー』に載せたものを書き直しました。

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the new frontier spirit of JAZZ~Avishai Cohen(tp)~

来日中の Avishai Cohen "Triveni" を聴いてきた。
ただ、もう、「すごい!」のひと言だ。

今回のツアのメンバーは、

 AVISHAI COHEN (tp)
 TAl MASHIACH (b)
 JEFF BALLARD (ds)

発売されているアルバムのメンバーとは違っているが、
このトリオによる演奏は、CDや u-tube の映像などから受ける印象をはるかに凌駕している私は思う。

きわめて個人的な感想に過ぎないかも知れないが、
マイルスが表現できなかった音の世界をステージの上で見事に現出させていた思う。

最初に演奏された "C Jam Blues" は、その夜のステージ全体のいわば前奏曲的なものとして演奏されたみたいに思えた。
"C Jam Blues" をテーマとしての、そこからの展開が この曲以降に演奏される Avishai Cohen の独自の世界を期待させるのに十分であった。


セットリストがわからないので、曲名や曲目に記憶違いがあると思うが、私が感じたことをいくつか書いてみる。


Avishai Cohen_ “Triveni II”
Avishai Cohen_ “Triveni II” posted by (C)トロイ


アルバム「TRIVENI Ⅱ」からの "safety Land"。

いま世界の各地で起こっているさまざなの問題を思うと、"safety Land" というものが悪く言えば「絵にかいた餅」に過ぎないといった状況になっている。
真の意味での "safety Land" の実現は可能なのだろうか。
実現は無理かもしれないが、それを希求し続ける Avishai Cohen の真摯な精神性が伝わってくる演奏だった。



Avishai Cohen “Triveni”_“DARK NIGHTS“
Avishai Cohen “Triveni”_“DARK NIGHTS“ posted by (C)トロイ

アルバム「DARK NIGHTS」からの "Dark Nights, Darker Days" 。

秀逸!

まるで、底なし沼という深淵から私たちの置かれて状況を見ているような感じだった。
「底なし沼」という表現に違和感を感じられるかたには、光の差さない深海の底にただひとり置き去りにされている。そのような状況で感じることや思うことがJAZZを通しての心象風景として描き出されていたという感じだろうか。

一種の"出口なし"といった"dark"な状況をTAl MASHIACH(b)とJEFF BALLARD(ds)の二人の織りなす世界が語っていたと思う。

目をつむり、"Dark Nights, Darker Days" に浸りながら、アンドレイ・タルコフスキーの映画の世界を more darker なものにするとこんな感じなのかなぁ、と私は思った。


ミュート・トランペットによる演奏もあった。アルバム「TRIVENI Ⅱ」からの "Nov. 30th (Dedicated To My Mother)"だ。

タイトルからもわかるように、Avishai Cohenが母親に捧げた曲だ。
抒情性に満ちた物悲しいミュート・トランペットの調べに、Avishai Cohenの母親への切ないばかりの愛のかたちが伝わってきた。

目をつむって聴いている私の脳裡に亡くなった母のことが浮かんできて、目頭が熱くなってしまった。
Avishai Cohenと違って、私は親不孝だったなぁ、なんの恩返しもできなかったなぁ、と。


アルバム「DARK NIGHTS」からもう一曲 "Shiny Stockings" と、アルバム「TRIVENI Ⅱ」からは " Get Blue"が演奏されたように思う。
自分の記憶力の無さにガックリ(>_<)

演奏されたどの曲もテンポ・ルバート(tempo rubato)が絶妙で、聴衆を Avishai Cohen の世界に惹きつける魅力に溢れていた。


Avishai Cohen がMCで、『great audience』という言葉を使った。
そして、アンコールの曲を始める前に、『great audienceであるあなたたちに(for you)この曲を』と。

Avishai Cohenの言葉は、ステージの演奏と聴衆が一体となって、一つの音楽的な宇宙を創り上げたということだと思う。
私も聴衆のひとりとして、その場に居合わせたことを嬉しく思った。


Avishai Cohenの曲は彼のオフィシャルなページで聴くことができます。↓

 from Avishai Cohen オフィシャル・サイト

演奏中の曲は演奏の残り時間とともに上部に小さく出ています。
聴ける曲のリストを見たい方は、このページの"Listen"のボタンをクリックしてください。


ご参考のために、U-tubeでの映像。↓

 Avishai Cohen's Triveni_"Safety Land"


Avishai Cohenの演奏は、ぜひ"LIVE"で !!!

CDやU-tubeでは感じ取ることができない彼の創り出す世界観に浸ってほしいと思う。

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

ルネ・マグリットの優雅なゆとり~「レディ・メイドの花束」の寓意~

マグリット_The ready-made bouquet
マグリット_The ready-made bouquet posted by (C)トロイ


マグリットの「レディ・メイドの花束」に描かれている妖精のような女性は女神フローラです。
マグリットはボッティチェリの「春」(ウフィツィ美術館所蔵)に描かれている<花の刺繍の施された羅(うすもの)を身にまとった春の女神フローラ>を見事に活かしています。
「春」の息吹=生命の謳歌を具現していると思われるボッティチェリの描いた女神フローラを黒の山高帽と黒いコートを身につけた後ろ向きの男性の背中に配するなんて…。
当のボッティチェリは、まさか自分の描いたフローラとそのフローラの姿に込めた「春」のモチーフがマグリットによってこんな風に使われるとは予想だにしなかったでしょう。「やられた」と、天国で微笑んでいるかもしれません。

「レディ・メイドの花束」に描かれているフローラは<レディ・メイド>ですから、その元をたどるとボッティチェリの「春」そして「ヴィーナスの誕生」に行きつきます。


ボッティチェリ「ヴィーナスの誕生」
ボッティチェリ「ヴィーナスの誕生」 posted by (C)トロイ


ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」では、海の泡から誕生したばかりのヴィーナスが貝に乗ってやってきます。そのヴィーナスに風を送っているのが西風の神ゼフュロスで、ゼフュロスに絡み付いているのがニンフのクロリスです。この二人は恋人同士のように見えます。

ゼフュロスの口から吹き出された風は美しい薔薇の花を海に撒き散らして行きます。そして海面はV(vita=lifeの"V"?)の字に波立っています。
陸(くが)からヴィーナスに花柄の赤い衣を差し出しているのが季節の女神ホーラーです。


ボッティチェリ「春」
ボッティチェリ「春」 posted by (C)トロイ


「春」では、風の神ゼフュロスがニンフのクロリスを追いかけています。両手を伸ばしてクロリスを抱き寄せようとしているゼフュロスは、冥界(冬)からこの世(春)に現れたかのようにブルーを基調にして描かれています。

「ヴィーナスの誕生」ではゼフュロスの身体にまといついていたクロリスが、「春」ではゼフュロスを見やりながら、その手から逃れようとしています。
クロリスの口からは花がこぼれ落ちていきます。クロリスはその花々の羅をまとった女神フローラに変身して、「春」の絵から歩みだそうとしています。

「春」で興味を惹くのは、中央に描かれているヴィーナスを始めとしてクロリスやフローラ、その他の女神たちの下腹部がまるで妊娠でもしているかのようにみなふくらんでいることです。そこにはなにがシンボライズされているのでしょうか。

「レディメイドの花束」でも森が描かれていますが、これはもちろん「春」に描かれているオレンジの森ではありません。ここは神々の園ではなく地上なのです。
中央に描かれている男性は木陰のテラスのようなところに後ろ向きに立っていて、顔は木立の向こうの陽の当たる風景(春?)を見ています。
それとも、この作品には描かれていないヴィーナスを、オレンジの森→黄金のリンゴのことなどを想っているのでしょうか?

「レディ・メイドの花束」に「春」のイメージを重ね合わせると、「レディ・メイドの花束」の中央に描かれている男性は、「春」の中央でこちらに向かってなにかを祝福しているかのようなポーズをとっているヴィーナスに向き合っている感じです。ということは、この男性はヴィーナスから祝福を受けていることが暗示されているのかもしれません。


ところで、
ヴィーナスの頭上には、目隠しをしながら愛の矢を射ようとしているクピード(Cupido)が描かれています。射るのは誰に対してなのでしょうか?なにをなのでしょうか?
wikiには、ローマ神話の「三美神の中の「慎み(castitas)を狙っている」と書かれています。
この作品に敷衍すると、この男性の「慎み」が矢の的なのでしょうか?
ちなみに三美神が司っているのは、愛(amor)、慎み(castitas)、美(pulchritude)。

では、ギリシャ神話に登場するの三美神が司っている魅力(charm)、美貌(beauty)、創造力(creativity)のどれを狙っているのでしょうか。
マグリットには「創造力(creativity)」なのかもしれませんね。

三美神(アントニオ・カノーヴァ作)
三美神(アントニオ・カノーヴァ作) posted by (C)トロイ


「レディ・メイドの花束」に描かれている木立の向こうに見えるやわらかい日差しの<春?>の風景とボッティチェリの描いた「春」の花の女神フローラの間に黒いコートの男性(冬?)はサンドイッチされています。
男性の背中に描かれている女性はボッティチェリの「春」に描かれているフローラですから、フローラが<花束>=<春>を暗示しているとすれば、マグリットによってここに描かれたフローラは「レディ・メードの花束」としてシンボライズされているということになります。
つまり、視覚的には、マグリットの描く<オリジナルな世界>とボッティチェリが「春」の中に描いた女神フローラという<レディ・メードの世界>の間に、この男性は立っています。

表側(男性の正面)のリアリティの世界の裏側(男性の背中)にはヴァーチャル・リアリティのような世界があり、それが男性の表と裏の世界として象徴されているとも考えられます。

映画の中で、男性が愛を告白するときに、手にした花束を女性の目に触れないように背中に隠しているシーンがあります。
その光景を踏まえると、フローラは男性が背中に隠し持っている花束だということになります。男性は愛を告白しようとしている。では、誰に?ヴィーナスに???

マグリット夫人はマグリットの描いた絵画「ジョルジェット」から想像すると知的な美しい女性という感じを受けます。
マグリットはジョルジェットを彼にとってのヴィーナスあるいはフローラとして位置づけていたのかもしれません。美を造形するマグリットに様々なインスピレーションを与えてくれる存在として…。



「レディ・メイドの花束」に描かれているフローラはあたかも男性のバックボーンのようになっています。これは、女性がやはり男性の人生のバックボーン的存在であることをイメージしているのでしょうか。
「レディ・メイドの花束」に描かれている男性がマグリット自身であるならば、フローラ的存在のマグリット夫人はマグリットの人生のバックボーンをなしていることになります。
とすると、夫婦は一心同体であり、夫の生きる歓びは愛する女性とともにあることを描いているのかもしれません。(←夫側からの観点なのでこの絵には関係ないのかもしれません)

友人からこの絵の違った見方を教えてもらいました。
「一心同体というよりも男性が女神を支配したい願望のようなものを感じましたが・・・」、と。
たしかに、黒いコートの男性の大きさに比べると女性が小さ過ぎるので、そう考えることもできます。

そして、フローラは、男性の背中から抜け出し、軽やかに前に歩んでいこうとしています。
先に述べたように、「ヴィーナスの誕生」では風の神ゼフュロスと恋愛関係にあると思われるニンフのクロリスが、「春」ではゼフュロスから逃れ、女神フローラに変身するところが描かれています。
ということは、男性が満足している結婚生活とか恋愛関係には女性が飽き足らず、女性が男性中心の人生にサヨナラ♪をして、自己満的なひとりの男性のためにではなく、多くの人にとってさらに大きくて魅力のある女神フローラのような存在になっていく姿を暗示しているのかもしれません。

男性が描いたこの絵を女性が見たときに、女性(フローラ)を男性の背中にある存在としてではなく、堂々と真正面に存在するものとして捉えてほしいと思ってもなんら不思議はありません。
男性から見れば、えっ、まさか…?
女性の目からすれば、そうよ、だから、ますます…???

男性と女性が背中合わせという寓意はなにを意味しているでしょうか。
また、絵画のタイトル「レディ・メイドの花束」の<レディ・メイド>はなにを暗示しているのでしょうか。
マグリットの作品は、各人各様、いろいろな解釈が楽しめます。


     参考文献:世界の名画Ⅰ(カルチュア版 世界の美術) 世界文化社



追記:

*私のHP『夢幻のスペース・オデッセー』に載せたものを少し手直ししました。

   夢幻のスペース・オデッセー

  HPにも来ていただけると嬉しいです。


*心象風景の画像のある「夢幻のOdyssey(オデッセー)」と「for BLOG_心象風景」はこちらです。↓

   夢幻のOdyssey(オデッセー)

   for BLOG_心象風景

他の画像も見に来ていただけると嬉しいです。

Thank you!

テーマ : 絵画・美術
ジャンル : 学問・文化・芸術

夢のかたち~for ever and a day~

    見えなかったものを感じとることができる
    四畳半
    という delicate な空間
    の親密性

    きみは
    ぼくの真向かいに
    坐っている
    …ルノワールの
     「イレーヌ・カーン・ダンヴェルス嬢の肖像」の少女のように

ルノワール「イレーヌ・カーン・ダンヴェルス嬢の肖像」
ルノワール「イレーヌ・カーン・ダンヴェルス嬢の肖像」 posted by (C)トロイ


    聴こえなかったものを感じとることができる
    四畳半
    という magical な空間
    の親和力

    語りかけるようにギターを弾いている
    きみの鼓動と
    目をつむり きみのこころに耳をかたむける
    ぼくの鼓動が
    ハーモニーを奏でながらシンクロする
    …ボッティチェリの
     「ヴィーナスの誕生」の神々のように

ボッティチェリ「ヴィーナスの誕生」
ボッティチェリ「ヴィーナスの誕生」 posted by (C)トロイ


    あゝ、この
    きみとぼくの peaceful period
    あゝ、あの
    ぼくときみの blessed land


    目をとじている
    ぼくは
    きみの
    おだやかな光と
    やさしさに抱(いだ)かれ
    さわやかな香りにつつまれている


    For ever and a day
    Softly as in a morning sunrise



追記:

*私のHP『夢幻のスペース・オデッセー』はこちらです。↓

   夢幻のスペース・オデッセー

  HPにも来ていただけると嬉しいです。


*心象風景の画像のある「夢幻のOdyssey(オデッセー)」と「for BLOG_心象風景」はこちらです。↓

   夢幻のOdyssey(オデッセー)

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